土蜘蛛(葛城山)



らすじ

 大和の国葛城山に、年古くより住み着いていて天下を狙っている土蜘蛛の精魂は胡蝶という美しい侍女に姿を変え、典薬の守からの使いと偽り、病気の源頼光に飲ませる薬に毒を盛って差し出す。倒れた頼光をみて念願をはたさんとばかり襲い掛かるが、逆に頼光によって伝家の宝刀、膝丸で一太刀浴びせられ、土蜘蛛の精魂の正体を見破られ葛城山に逃げ込む。
頼光は、我が身を救った宝刀、膝丸の剣を蜘蛛切丸と改め、四天王にこの刀を授け土蜘蛛征伐を命じる。
卜部季武・坂田金時は蜘蛛の繰り出す妖術と応戦し精魂を退治する。





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