八岐の大蛇



らすじ
 
 この神楽は、古事記上巻中の神話を骨子として神楽化したものでしょうが、芸北神楽の中では最も興味的しかも勇壮なものです。
 
その由来は、高天原を追われた素戔鳴尊がたまたま出雲の国簸の川上で、嘆き悲しんでいる足名椎(翁)、手名椎(婆)、奇稲田姫に出逢いその訳を聞き、尊は大蛇退治を決意します。
 やがて、たな引くむら雲に乗って現れた大蛇に巧みに樽酒を呑ませ、やがて酔い伏して眠った大蛇を大格闘のすえ退冶します。
 このとき大蛇の尾から出て来た一振の剣は天叢雲剣と名付け、天照大神に捧げ、めでたく奇稲田姫と結婚するという物語です。
 

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